HONDAスティード 再起動計画 マルボロマンへの道

ホンダ スティード(HONDA STEED)復活計画 マルボロマンへの道

 
 
   
 


 


■HONDA STEED93年式 ノーマル状態のスペック

1993年1月14日
アメリカンスタイルのスポーツバイク「ホンダスティード・400/600」
の燃料タンクを大容量化するとともにカラーリングを一新し発売されました。

本田技研工業(株)は、'88年に発売以来、狭角Vツインエンジン特有の力強く、鼓動感溢れる走り味と、ゆったりとした快適な乗り心地などで、近年大好評を得ているアメリカンスタイルのスポーツバイク「ホンダスティード」2機種(400/600)の燃料タンク形状を変更し大容量化するとともに、カラーリングを一新し、1993年1月25日より発売。

このスティードは、水冷・狭角Vツインエンジンを搭載し、特に低・中回転域で力強い出力特性を発揮させ、ロング&ロー(ホイールベース1,600mm/シート高680mm)の車体とあいまって、ゆったりと快適なクルージング走行が楽しめるスポーツバイクとなっており、発売から3年経過した'90年以織、年々人気が高まるなど、長くつきあえるスポーツバイクとして大変好評を得ているモデルである。


ホンダスティード・400

●販売計画台数(国内・年間) スティード400 15,000台
スティード600 1,900台
●メーカー希望小売価格 スティード400 590,000円
スティード600 620,000円
(地域希望小売価格の一例:・北海道は〈400〉17,000円高、〈600〉20,000円高・
沖縄は〈400〉9,000円高、
〈600〉10,000円高。その他一部地域を除く。)
(速度警告灯装着車は10,000円高。)
(参考価格。消費税を含まず。)

外観,デザインは、ヘッドパイプ部から後輪の車軸部までを一直線に見えるように構成し、繊細なフィンを持つVツイン・シリンダーのエンジンを三角形のシルエットで抱え込むレイアウトとしたデルタ・シェイプデザインを基調に、ティアドロップ(涙滴)型フューエルタンクやスリムな右出し2本マフラー、ワイヤースポーク型のクロームメッキ仕上げのリムを前後に装備するなど、艶やかで質感の高いパーツを各所に配置し、伝統的なスタイルを大切にしながらも独特な個性を主張している。
またハンドル形状は、手前に引きぎみのティラー・バー型を400/600に装備するとともに、400にはフラット・バー型もタイプ設定し、選択の幅を広げている。 今回、燃料タンクのデザイン・イメージはそのままに、大容量化(9L→11L)を図り、より長距離走行に適応したものとしている。
カラーリングは、艶と深みをあわせもつ「ブラック/キャンディワインベリーレッド」(スティード400)と渋みのある「ブラック/グラニットブルーメタリック」(スティード400,600)を設定し、繊細なピンストライプを配したニュー・グラフィックとあいまって一段とグレード感を高めている。


主要諸元
通称名
スティード(600)
スティード(400)
型式
PC21
NC26
全長×全幅×全高(m)
2.310×0.760×1.130
2.310×0.760〈0.705〉×1.130〈1.105〉
軸距(m)
1.600
最低地上高(m)
0.140
シート高(m)
0.680
車両重量/乾燥重量(kg)
214/201
乗車定員(人)
2
2
燃料消費率(km/L)60km/h定地走行テスト値
38.1
37.0
最小回転半径(m)
3.1
エンジン型式 PD06E
(水冷・4サイクル・OHC・V型2気筒)
NC25E
(水冷・4サイクル・OHC・V型2気筒)
総排気量(cm3)
583
398
内径×行程(mm)
75.0×66.0
64.0×62.0
圧縮比
9.2
10.0
最高出力(PS/rpm)
36/6,500
30/7,500
最大トルク(kgm/rpm)
4.5/3,000
3.3/5,500
キャブレター型式
VDF1
VDD0
始動方式
セルフ式
点火装置形式
フルトランジスタ式バッテリ点火
潤滑方式
圧送飛沫併用式
潤滑油容量(L)
2.8
燃料タンク容量(L)
11.0
クラッチ形式
湿式多板コイルスプリング
変速機形式
常時噛合式4段リターン
常時噛合式5段リターン
変速比 
1速
2.571
3.000
2速
1.700
2.055
3速
1.227
1.590
4速
0.931
1.272
5速
1.035
減速比(1次/2次)
1.888/2.812
2.058/2.812
キャスター(度)/トレール(mm)
35°00′/164
タイヤサイズ 
100/90-19 57S
170/80-15M/C77S
ブレーキ形式 
油圧式ディスク
機械式リーディング・トレーリング
懸架方式 
テレスコピック式
スイング・アーム式
フレーム形式
ダブルクレードル

〈 〉内フラット・バーハンドル

■【必要工具】ド素人がバイクを分解するということ

「日曜大工レベルの工具では歯が立たない」
今回は元某大手バイクショップのエンジニア植田氏が、全面的にバックアップして頂いたので、
全工具をお持ち頂いた。
しかし、それでもボク自身でパーツの脱着は不可欠。
このコーナーでは「あたりまえやろ!!!」と突っ込まれるのは当然なのだが、あえて書く。
僕のように何にも知らない人でも勇気を持っていただけるように。。。

さてそこで、まずは工具の購入となる。一般家庭にあるのはせいぜいちょっとした日曜大工レベルで、
それでバイクがバラせると思ったら正直キツい。
しかも放置バイクはいろんな部分がサビで固着しており、かなりのパワーと安全性が求められる。
組み上げるよりバラすのが大変なのだ。そしてオートバイはとにかく狭い。

今回購入したのは
・ラチェットレンチセット
・スパナ
・メガネレンチセット
・モンキーレンチセット
・六角レンチセット
・ドライバー

とりあえずこれで最低限。まぁなんとか概ねいけたが、六角レンチに至っては、通常見かけるようなオマケで付いている短いのではラチが空かない。今までの3倍も長い強固なヤツでないとボルト1本外せないのではないか。
レンチ類もそう。正直100均で売ってるようななんちゃってレンチでは、何も出来ないばかりか
大切なボルトをナメてしまうかもしれない。また、手が届かない場所や回しにくい所にボルトがある場合もある。そういったところにフレキシブルに対応できる工具が必要となる。
ラチェットレンチセットのそこそこ良いヤツはそのあたりにも対応できるジョイントパーツが付いている。
プロではないのでプロフェッショナルレベルを揃える必要は無いと思うけど、少なくとも100均レベルではアウト。また、様々な車体をバラすわけでもないので、自分の車体用に揃えればいい。

これらの工具を揃えるので約30,000〜50,000円は軽くかかる。

またバラしていて気が付くと思うのだが、使用頻度の高いボルトナンバーが決まってくる。
ちなみにスティードは10mmと13mmのボルト、ナットを多用しているのに気がつく。M6とM8。しかしカスタムパーツを取り付けする際に12mmもかなり使う。なので、10、11、12、13mmの使用頻度はめちゃくちゃ高い。
使用頻度の多い口径だけはいろんな種類があった方がいい。
そしてボルト+ナットで止まっている場合、両側に工具が要る。同じガイド系なら2種類は要るワケ。
メガネレンチが入らないところは普通のレンチなら入ったりする。
激薄レンチもあればいい。全セットは無意味だけど10-12mm、11-13mmは重宝する。
とにかくバイクは狭いところで組まれている。


セットがお得なメガネレンチとスパナ 基本セットでOK。


六角レンチ 使うサイズは決まっているけどセットがお得。右側のは正確な名称はわからないけど。


ラチェットレンチはとにかく使用頻度が高い。ジョイントして長くできるものがいい。
ドライバーは基本1番のロングは必須。これは200mm


上の赤色のヘンな形のブラシはチェーンを掃除するもの。植田氏から御借りした。


このバイスプライヤーは誰が考えたのか、本当にこういうものがあったら便利。ガッチガチに挟んでロックできるから自分の握力を他の事に使える。
ドライバーは2番以下でロングも必要。たとえばキャブレターなどを外から触るときに・・。


逆にロングドライバーでは使いづらい場面もある。取り外したギャブを開ける時や、車体の下からドライバーを入れる場合など。


電工レンチは必須。オスとメスをかしめるのは専用工具でしかできない。
右はオイルフィルターなどの大きなものをロックする時に使う。ちなみに、これで家庭用の開かない瓶の蓋を開けられる。


T型レンチ。作業を効率よくするにはT型レンチはあったほうがいい。使用頻度の高い10mm、12mm、13mm
右側のレンチは極薄レンチ。絶対に使う場面に出くわす。使用頻度の高い10〜13mm


ラジオペンチやニッパー。実は使用頻度少ない。が使わないこともない。
右は名前不明。内張りはがしとか呼ばれているけど、固着したパイプ類を剥がすのに重宝。

超ロングプライヤー、しかも先が曲がってるタイプ。これは狭すぎて手が入らない所のパイプをつないだりする時に威力を発揮する。
右側は写真では大きさわかりにくいけど、24mm、30mm、32mmの特大レンチ。レンチは24mm以上になってくるとバラ売りで必要な口径を揃える。1本あたり数千円とかなり高額だが、絶対に必要。アクスルシャフトやFフォークを触るとなると30mm付近がざっと必要となる。

左側はバッテリー充電器。必ず密閉型(MF)バッテリー対応製品をチョイスすること。ちなみに密閉型対応に高速充電器は存在しない。 右はテスター。ジェネレーターなどの測定は小数点以下も意識する必要があるので、デジタルが好ましい。

別になくても困らないけど、あったら便利なマグネット受け皿。細かなボルトを外したりする際にこのトレイに入れるとマグネットでくっつき、紛失しない。(当然ステンレスボルトはつかない)さらにこのお皿は強力なマグネットなので、タンクなどにピタっと付けて作業できるので便利。ボルトを落として大探しした経験のある方はこのありがたみがわかる。

小物入れ。ボルトやナット、ワッシャー、パッキン、スペーサー・・・などなど。新品と外したものと分ける。

■【必要ケミカル】工具だけではない。さまざまなケミカル?がいる。

「潤滑油など一通り必要になる。」
放置バイクをリペアするには様々なケミカル類が要る。
潤滑油は必須だが、それ以外にグリスやクリーナーやネジ緩み剤などなど。。。そろえだしたらキリがない。しかし、それらは必須だし、バラしてる今だこそやっておかなければ。。12年放置を甘く見てはいけない。

シリコン潤滑油・・・・・ゴムや樹脂を傷めないマシンオイル。使用頻度高
シリコングリース・・・・常に摩擦がおきている所はグリースがいる。
チェーンクリーナー・・・チェーンの汚れを落とす
チェーンルブ・・・チェーン専用のオイル。飛び散らない。
コンタクトスプレー・・・・電子部品の復活が期待できる。
マシン洗浄・・・揮発性が高いので、水分を使えない所に。
アーマーオイル・・・樹脂やゴムの劣化防止。若干の復活も期待できる。
ネジ緩め・・・サビなどで固着したネジを緩めるときに使う。
ハガシスプレー・・・シールはがし。粘着系の汚れが付いた時に重宝する。
キャブクリーナー・・・・文字通りキャブレターの内部を洗浄するときに使用する。

そして、最後に忘れてはいけないのが、シトラスクリーン。
マシンオイルで手がベタベタ、真っ黒になるのだが、それは普通の石鹸では落ちない。
専用の強力な洗剤で手を洗う。

ちなみに、これだけで15,000円くらいかかる。


 
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